シリコンについて( ´∀`)

こんにちは😌

広島市南区段原・段原南にある、美容室・美容院、隠れ家サロン、人気のスロウカラーを使い、お客様一人一人に合うカラーを提案している、ヘッドスパも得意なニコヘアーの原です( ^∀^)

 

今回もよく質問される事について書いて行こうと思います😌

今回のテーマは、

シリコン

について書いていきます。

 

皆さんはシリコンについてどんな印象があるでしょうか?

  • シリコンは髪によくない
  • ノンシリコンの方が髪に良い気がする
  • 毛穴に詰まる
  • カラーが染まりが悪くなる、と聞いた事がある
  • パーマがかかりにくくなる、と聞いた事がある

などの事を聞いた事があると思います。

僕も実際のサロンワークで聞かれた事が何度もあります。

そもそもシリコンは、髪の毛にとって重要な役割を持っている物になります。

それは、

外部のダメージから髪の表面にあるキューティクルを保護する

という大切な役割があります。

これから書く事は、あくまで僕の考えではありますが、実際上記の聞かれた事の中で合っている事もあれば、間違っているんじゃないのかなと思う事もあります。

 

まずは、

「シリコンは髪に良くない」

の事については、

 

間違っている所もあれが合っている所もあります

 

合っている所から書いていくと、

  • シリコンが過剰に髪に残っていると、髪の中の水分バランスが崩れて乾燥しやすくなったり、水分が髪の中に残りすぎて湿ってる状態が続きダメージが出てしまいます。髪は濡れてるよりも。程よく乾いてる状態が一番良い状態です。

間違ってる所は、

  • シリコンは適度に髪に付着している状態だと、髪の乾燥を防いてくれて、外からの湿気の侵入を防いでくれて、髪の水分バランスを整えてくれますし、外から受けるダメージ(紫外線や日差し、ドライヤーの熱風、乾燥。湿気など)から髪を守ってくれます。

ここで大事なのは、過剰な付着適度な付着でシリコンの良し悪しが分かれるという事です。

この事についてはこの後書いていく事にも繋がっていくので注目しておいてください。

 

次は、

「ノンシリコンの方が髪には良い気がする」

の事については、

 

全部が間違ってる訳ではない。極端に考えすぎな所がある。

 

これは、シリコンが配合されている商品に寄ります。

シリコンは基本的にトリートメントに配合されている場合は特に問題はないのですが、最近の市販の商品はシャンプーにも配合されている事があり、それが問題になってきます。

実はこれが上記の過剰にシリコンが髪に残る原因の一つになります。それが何故なのかはまた後で書きますね。

説明に戻ります。

シャンプーに配合されていると何故問題なのか。

それは、シリコンがシャンプーに含まれる界面活性剤と共に髪の毛の元々ある油(この油はキューティクル同士をくっつけている接着剤のような物と考えておいてください。)を必要以上に取ってしまい、キューティクルが接着しにくくなり、その隙間から水分などが蒸発してしまい、髪の乾燥に繋がってしまいます。

そういう事が何故起きてしまうかと言うと、シリコンの主成分はです。

油と水は混ざらないですが、油と油は混ざりやすいのでシリコンとキューティクルの接着剤同士も混ざって、そこに髪の汚れや、水と油をくっつける界面活性剤が合わさるとごっそり油を取っていってしまいます。(界面活性剤の性質でしょうがない事ですが、シリコンが入ってないシャンプーでも、毎日のシャンプーでもこの接着剤は少しずつ取れていきます。)

要するに、ただですら普段のシャンプーで接着剤が取れるのに、そこにシリコン入りのシャンプーで洗う事により、油と油がくっついて、その接着剤をさらに取ってしまう事になると言う事です。

なので、シャンプーはシリコンが入っていないものを使われた方が良いと思います。

当たり前ですが、シャンプーでシリコンが入ってないシャンプーで洗うと髪はギシギシ、もしくはキュキュッとして質感になります。

本来ならそれで良いんです。

何故なら、その後付けるトリートメントで髪の補修やキューティクルの補修・保護をするので、それで全く問題ありません。

 

ですが、それでは市販で売られているシャンプーでそういう事が起きた場合、使われるユーザーの方はどう思うと思いますか?

このシャンプー、ギシギシして、全然良くない

と思われます。

本当はそれで良いのに何故そう思ってしまうのか、

それは、

今現在販売されている市販のシャンプーはそうならないように、シャンプーを流した後に手触りを良くするシリコンやシリコンに変わる感触剤など配合されているのが多いです。

実際、ノンシリコンシャンプー、もしくはノンシリコントリートメントなどと謳っている商品は、謳っている以上シリコンは入れれないので、シリコンに変わる成分が入っていると思われます。

またこのシリコンに変わる成分が髪に残留しやすい物が多く、本来はスッキリ汚れを落とすはずのシャンプーがそういう残留物を残し、更にトリートメントでその上から重ねてしまい、毎日その積み重ねでどんどん蓄積されてしまいます。

僕の考えは、ノンシリコンは良いわけではないけど悪いわけでもないという事で、要は使い方次第という事だと思います。

シャンプーにシリコンなどが入ってるのは説明した通りで、トリートメントには配合されていても大丈夫なので、シャンプーやトリートメントそれぞれの役割をしっかり考えて使っていかれたら良いと思います。

 

後の三つの事に関してはまだ次のブログで書いていこうと思います。

長文読んで頂きありがとうございました。

 

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