これからやってくる「アレ」について書いて行きます。

こんにちは😌

広島市南区段原・段原南にある、美容室・美容院、隠れ家サロン、人気のスロウカラーを使い、お客様一人一人に合うカラーを提案している、ヘッドスパも得意なニコヘアーの原です( ^∀^)

 

今回のブログは、これからやってくる「アレ」について書いて行こうと思います。

その「アレ」とは何か、、

 

なんだと思います??

 

そうです!!

 

「アレ」です(笑)

 

という冗談はこの辺にして、答えを言うと、

 

「抜け毛」です。

 

え??っと思われた方もいると思いますが、実は今の時期から抜け毛対策をしておくと良く秋なると聴く事が多いセリフ、

 

最近、抜け毛が増えてきたのよねぇ、、』

『フケも夏頃に比べて気になるのよねぇ、、』

『髪もパサパサしてきたのよねぇ、、』←これに関しては抜け毛と関係ないのですが、早めにケアしておくと解決出来ますよ😊なので、その事についてはまた別で書いて行きますね。

 

上記の二つについては、夏に限らず一年中聞きますが、特に夏終わりから秋口にかけて気にされる方が多いと思います。

これの原因は主に、

  • 頭を洗う時のすすぎ(最初のすすぎ・シャンプー後のすすぎ・トリートメント後のすすぎ)の甘さが原因で起こる皮脂の毛穴詰まりによる抜け毛
  • 紫外線による頭皮ダメージ
  • 冷房による頭皮の乾燥
  • 汗による頭皮環境の悪化
  • 海に行かれる方は海水による頭皮ダメージ
  • 頭皮の保湿をする事があまりない

などが挙げられます。

 

最初の、

頭を洗う時のすすぎ(最初のすすぎ・シャンプー後のすすぎ・トリートメント後のすすぎ)の甘さが原因で起こる皮脂の毛穴詰まりによる抜け毛

は、おそらく大多数の方がしっかり流されてないと思います。時間にしてだいたい1~2分くらいかなと思います。

僕がオススメする一回のすすぎにかける時間は、

「3〜5分くらいを目安」

にして頂けたら良いかなと思います。

なぜ、こんなに長く流す必要があるかと言うと、

まず最初のすすぎについては、このすすぎで髪や頭皮についている自然な汚れ(ホコリや皮脂など天然な汚れ)の7〜8割は落ちます。そして残りの2〜3割の汚れ(ワックスや最近流行ってるバームやポリッシュオイル油分が多く含まれているセット剤、スプレーなどセット剤の事)をシャンプーで落として行きます。中には2〜3割の汚れの中で一回のシャンプーでは落ちにくい物などもあるのでその際は二回シャンプー(1回目は泡立てて流し、2回目に洗うようにして頂けたらキレイに洗えると思います。)

なので、シャンプーはすすぎ方で全体の7〜8割が決まると思ってください。

そして、シャンプー後のすすぎ・トリートメント後のすすぎに関しては、どんなに髪や頭皮に良いシャンプー・トリートメントを使おうと、トリートメントが髪に入る量が人それぞれあるのでそれ以上は入らないので、髪や頭皮に残しておく必要性はないですし、長期間残しておくと頭皮トラブルの原因になったりするので、しっかり流して頂いて大丈夫です。

実際はそんなにすすぎの時間が取れないと言う方が大半だと思います。

時短テクとして、シャンプーブラシを使用される事をオススメします。巷で売られているシャンプーブラシよりは、美容室で売られているシャンプーブラシの方がブラシの硬さ・密度・効果にハッキリとした差があるので、使うと短時間でしっかり汚れを落としてくれるし、頭皮をキレイな状態にしてくれます。そうする事により、皮脂詰まりを解消してくれて、抜け毛の一つの原因を取り除いてくれます。

 

次に、

紫外線による頭皮ダメージ

についてです。

これは、夏よりも今の5月・6月頃が紫外線の降り注ぐ量は多くなるので早めの段階でケアされておくのをオススメします。

紫外線による一番の頭皮ダメージは、

「過酸化脂質」

です。

この過酸化脂質とは何かですが、これは本来は頭皮を守るための皮脂です。それが、洗い残しがあって頭皮に残り、

皮脂が空気に触れると酸化して、嫌な臭いがしたり、固まってしまいシャンプーでは落ちない汚れ

皮脂が過酸化皮脂になると、除去しない限り頭皮に対して常にダメージを与え続ける

過酸化皮脂を頭皮に残したままにすると、毛穴が詰まったり、炎症、髪の細毛化に繋がる

などの原因に繋がってきます。

特に汗をかきやすく・皮脂が出やすくなる今の時期から夏にかけてはこの過酸化脂質は要注意です。

過酸化脂質の状態になってそれがフケと絡み合ったら、通常のシャンプーでは取りきれないので、その際はサロンで頭皮クレンジング、炭酸シャンプー、ヘアデトックスなどの施術を用いてしっかり除去することをオススメします。

この過酸化脂質がしっかり除去される事により、髪がしっかり育つ環境が整うので発毛・育毛の手助け、抜け毛の予防にも繋がってきます。

逆にほったらかしにしておくと、抜け毛が増え、髪が細くなりボリュームも減ってきたり、髪が生えにくい・育ちにくい環境になるので、サロンに行かれた際にはマイクロスコープなどを置いてあれば一度ご自分の頭皮の状態をチェックして見られるのも良いと思います。

ちなみにニコヘアーではご希望のお客様にマイクロスコープで頭皮の状態をチェックして、頭皮ケアのアドバイスをさせて頂いてます。そのまま頭皮ケアを希望されるお客様にはヘアデトックスか炭酸シャンプー、もしくは両方の施術をしてしっかり過酸化脂質を除去させて頂きます。

 

次は、

冷房による頭皮の乾燥

です。

これは、冷房による空気の乾燥が原因で、暑い時期に汗をかき、そのまま冷房の効いたお店に入ると、汗が蒸発するのと一緒に頭皮の水分も飛ばして行ってしまいます。これはなかなか防ぎようがないですが、乾燥を防ぐ方法としては、その日の終わりに頭を洗って、乾かす前に頭皮用のローション(頭皮用化粧水や育毛ローションなどの保湿ローション)を頭皮に塗布し、しっかり保湿してあげる事が重要です。

これは夏場の頭皮の日焼けの時にも有効ですし、冬場の乾燥する時期にもオススメです。

顔の皮膚や体の皮膚、頭の皮膚も全部一枚の皮で繋がっているのでしっかりケアする事をオススメします。顔や体の皮膚は目に見えてわかるのですが、頭皮は見てわからないので、だいたいの方が意識されない事が多いですね。

 

次は、

汗による頭皮環境の悪化

です。

これはどういう事かと言うと、汗は毛穴から出てきた時は弱酸性なのですが、これが時間と共に少しずつアルカリ性に変わって行きます。頭皮や髪の毛の良いバランスのpH(ペーハー、酸性・中性・アルカリ性を示す表記)は弱酸性なので、これがアルカリ性に傾くと、弱酸性の時に抑えられていた細菌の活動が活発になり、かゆみや炎症を起こす原因になります。そして、長時間、汗が残った場合、頭皮の皮脂や汚れが汗と混じって毛穴を防ぐ恐れもあるので、注意が必要です。

そして、汗を大量にかいた場合、汗の量が増加し、皮膚にとどまることによってアルカリ性に傾くと、皮膚の表面にある様々な常在菌のバランスを崩し、皮膚のトラブルに発展するといわれています。

例えば、常在菌の中でも表皮ブドウ球菌やアクネ菌は、皮膚表面を弱酸性に保って病原性の強い細菌の増殖を抑える役割を担っているのですが、皮膚がアルカリ性に傾くことによって、アルカリ性を好む黄色ブドウ球菌やマラセチア菌などが繁殖しやすくなります。

それにより、脂漏性皮膚炎などの炎症やかゆみ、化膿を引き起こすことがあります。

なので、汗をかいた日はその日のうちにしっかり汚れを落とし、キレイな状態にしておくのが一番良いと思います。

ちなみに、汗をかいた時にカラーの色が落ちやすくなる原因も、汗が酸性からアルカリ性に変わる特性の関係で、カラーはアルカリ性なので汗のアルカリ性とくっつきやすくなるので落ちやすいと言われます。

 

次に、

海に行かれる方は海水による頭皮ダメージ

についてです。

これは上の、汗による頭皮ダメージのところとすこ内容が重複するところがあります。

これは海水の成分がアルカリ性の水による所が大きく関わってきます。

上でも書いた通り、頭皮や髪の良い状態は弱酸性なので、海のアルカリ性の水に浸かっていると少しずつダメージして行きます。

そして、それに追い打ちをかけるように夏は日差しが強くなり、頭皮も髪も日焼けをし、乾燥が進み、紫外線によるダメージもさらに追い打ちをかけてくれます、、、

対処方法としては、海や汗をかいた日は、汚れをしっかり流し、シャンプーやトリートメントで頭皮や髪を弱酸性に戻してあげる事が重要です。間違ってもトリートメントは髪用を頭皮に付けないでくださいね。これはこれで頭皮トラブルの原因を起こしかねないので。

 

最後に、

頭皮の保湿をする事があまりない

についてです。

ここまで読んで頂いた方ならもうお気づきかと思いますが、頭皮をケアしなければどうなるのかもうお分かりですよね。なので、ここではもうそんなに詳しく書くことはないので、

顔と同じように、しっかり頭皮を労わってあげてください

そうすれば、環境に負けない頭皮が作られ、抜け毛や年齢による髪の悩みなどに悩まなくて済むと思います。

 

今回は長文になりましたが、これからやってくる季節の対策として参考にして頂けたら幸いです😊

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