〖守る美容〗「そのシャンプー危険」は本当?|ネットの成分情報に振り回されないために

こんにちは☺️

広島市南区・段原の美容室「nico hair(ニコヘアー)」オーナーの原 浩之です✨

「カラーをすると頭皮が痒くなる」
「最近、髪が細くなってきた」
「抜け毛や白髪が増えて、この先の髪が少し心配…」

nico hairでは、そんな髪と頭皮の変化やお悩みに寄り添いながら、5年後・10年後の髪まで考えた美容を大切にしています。

僕自身、「シャンプーソムリエ」や栄養学を学ぶ「オーソモレキュラービューティーマスター」の資格を取得し、シャンプーや頭皮ケアだけでなく、必要に応じて食事や生活習慣なども含め、髪を身体の一部として考えるようにしています😄

ただ、髪や頭皮の悩みの原因は一つとは限りません。

だからこそ、何かをすぐに足すのではなく、
今の状態に気づく → 原因を考える → 必要なケアを選ぶ。

一人ひとりの髪と頭皮に合わせて、無理なく続けられる方法を一緒に考えていきたいと思っています☺️

守る美容。育てる未来。

このブログが、これからの髪や頭皮について考える小さなきっかけになれば嬉しいです。

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*以前のブログをリライトしました。

「このシャンプー、ネットで危険って書いてあったんですけど大丈夫ですか?」

お客様から、こんな質問をいただくことがあります。

YouTubeやInstagram、TikTokなどを見ていると、

「絶対に使ってはいけないシャンプー」

「この成分が入っていたら危険」

「頭皮に悪い成分○選」

といった情報を見かけることがあります。

毎日使うものだからこそ、不安になる気持ちはよく分かります。

でも僕は、

「危険と言われているから使わない」

と決める前に、もう少し冷静に情報を見ることが大切だと思っています。

反対に、

「日本で売られているシャンプーだから、誰が使っても絶対に安全」

とも言い切れません。

大切なのは、

「危険か安全か」という二択だけでシャンプーを考えないこと。

今回は、ネットで見かけるシャンプーの「危険情報」とどう付き合えばいいのかをお話しします。


まず知ってほしい、日本で販売される化粧品のこと

日本で化粧品として販売されるシャンプーは、何でも自由に配合して販売できるわけではありません。

化粧品には一定のルールがあり、配合が禁止されている成分や、配合できる量に制限が設けられている成分などがあります。

そのため、

「市販のシャンプーには、メーカーが好き勝手に危険な成分を入れている」

というイメージで考える必要はありません。

一方で、ルールに沿って販売されている製品であっても、

すべての人に刺激が起こらない。

アレルギーが起こらない。

乾燥しない。

痒くならない。

という意味ではありません。

化粧品でも、人によって合う・合わないはあります。

ここは分けて考える必要があります。


「この成分が入っている=危険」とは限りません

ネットのシャンプー情報でよくあるのが、

一つの成分だけを取り上げて、製品全体を評価する方法です。

もちろん、成分について調べることは悪いことではありません。

どんな洗浄成分が使われているのか。

どんなコンディショニング成分が入っているのか。

自分が過去に反応した成分が含まれていないか。

こうしたことを知るために、全成分表示はとても重要な情報です。

ただ、

一つの成分名だけでは、シャンプー全体の使用感や自分に合うかどうかまでは分かりません。

シャンプーは複数の成分を組み合わせて作られています。

さらに実際の使用では、

使う量。

洗う回数。

お湯の温度。

すすぎ方。

スタイリング剤の使用量。

その人の頭皮や髪の状態。

なども関係します。

だから、

「○○が入っているから、このシャンプーはダメ」

と単純に判断するのは難しいのです。


「洗浄力が強い成分=悪」でもありません

シャンプーについて調べていると、

「洗浄力が強い成分は頭皮に悪い」

という情報もよく見かけます。

確かに、人によっては洗浄性の高いシャンプーを頻繁に使うことで、乾燥や刺激を感じることがあります。

だからといって、

洗浄力が高いこと自体が悪いわけではありません。

スタイリング剤をしっかり使う人。

皮脂や汗が多い人。

運動する機会が多い人。

ほとんどスタイリング剤を使わない人。

乾燥しやすい人。

同じシャンプーでも、使用状況によって感じ方は変わります。

重要なのは、

強い・弱いではなく、自分の使用状況に対して適切かどうか。

だと思っています。


「アミノ酸系=優しい」だけで選ばなくてもいい

反対に、

「アミノ酸系シャンプーなら安心」

という情報もあります。

アミノ酸系に分類される洗浄成分には、比較的マイルドな洗浄特性を持つものがあります。

でも、

「アミノ酸系」という言葉だけで、そのシャンプー全体の特徴が決まるわけではありません。

実際のシャンプーでは、複数の洗浄成分が組み合わされていることもあります。

配合や処方によって使用感も変わります。

ですから、

「アミノ酸系だから○」

「それ以外だから×」

ではなく、

製品全体と、自分が使ったときの状態を見る。

この方が現実的だと思います。


「経皮毒」という言葉にも注意してください

シャンプーの危険性について調べていると、

「シャンプーの成分が頭皮から吸収され、身体に毒として蓄積する」

という説明を見かけることがあります。

いわゆる、

「経皮毒」

と呼ばれているものです。

皮膚から物質が吸収される現象そのものは存在します。

実際、皮膚から薬を吸収させる貼付薬などもあります。

しかし、

「シャンプーの成分が頭皮からどんどん吸収され、毒として身体に蓄積していく」

という話とは分けて考える必要があります。

シャンプーは基本的に、洗ってすすぐことを前提とした製品です。

「皮膚から物質が吸収されることがある」

という事実だけを使って、

「だからシャンプーは身体に毒を溜める」

と結論づけることはできません。


「天然・オーガニックなら安全」でもありません

これもnico hairでは大切にしていることです。

植物由来。

天然成分。

オーガニック。

こうした言葉には、優しいイメージがありますよね。

でも、

天然だから誰にでも刺激がない、アレルギーが起こらない、というわけではありません。

植物由来の成分や香料などでも、人によって反応することがあります。

これはカラーでも同じです。

100%植物のヘナであっても、

「天然だから絶対安全」

とは言えません。

大切なのは、

天然か合成かだけで善悪を決めるのではなく、

自分に合っているかを見ることです。


では、ネットの「危険情報」はどう見ればいい?

僕なら、まずタイトルだけで判断しません。

「絶対危険!」

「これを使うとハゲる!」

「美容師は教えてくれない!」

という強い言葉が使われていたら、

なぜそう言っているのか?

まで確認します。

特に見てほしいのは、

その話は一つの成分だけで判断していないか。

配合量や製品全体を無視していないか。

人で確認された話なのか。

特定の条件で行われた研究を、そのまま日常のシャンプーに当てはめていないか。

公的機関や学術的な情報を確認できるか。

というところです。

そしてもう一つ。

不安を煽った直後に、特定の商品を強くおすすめしていないか。

これも一度冷静に見てみるといいと思います。

もちろん、商品を紹介すること自体が悪いわけではありません。

僕たち美容師も商品をご紹介します。

ただ、

「これは危険だから、こちらを買った方がいい」

という不安を利用した選ばせ方には、少し注意してもいいと思います。


「安全なシャンプー探し」より、自分の頭皮を見る

ネットを調べ続けると、

「この成分もダメ」

「これも危険」

「これも刺激になる」

と、どんどん使えるものがなくなってしまうことがあります。

そんなときは、一度スマホから離れて、

自分の頭皮を見てみてください。

今使っているシャンプーで、

洗ったあとにつっぱらないか。

痒みが出ていないか。

赤みが続いていないか。

フケが増えていないか。

翌日に極端なベタつきを感じないか。

髪が重くなっていないか。

こうした実際の変化も、大切な情報です。

ネットで評価が高くても、自分に合わないことはあります。

反対に、ネットでは評価が低くても、自分が問題なく使えている場合もあります。

画面の中の評価より、自分に起きていることを見る。

シャンプー選びでは、ここを忘れないでほしいと思います。


痒みや赤みがあるなら「シャンプーのせい」と決めつけない

ここも非常に大切です。

シャンプーを変えてから痒くなったのであれば、その製品が合っていない可能性を考えることはできます。

でも、

頭皮の痒み・赤み・フケ・湿疹などの原因は、シャンプーだけとは限りません。

乾燥。

刺激。

アレルギー。

皮膚疾患。

季節や環境の変化。

など、さまざまな可能性があります。

美容室では頭皮の状態を見ることはできますが、

原因を診断することはできません。

症状が強い場合や、なかなか改善しない場合は、シャンプーを次々と買い替えるより、皮膚科で相談することも大切です。


「危険なものを探す」より「余計な負担を減らす」

nico hairが今大切にしているのは、

怖い成分を探し続けることではありません。

熱すぎるお湯になっていないか。

必要以上にゴシゴシ洗っていないか。

シャンプーを使いすぎていないか。

すすぎが雑になっていないか。

スタイリング剤やトリートメントを必要以上に重ねていないか。

まずは、こうした毎日の習慣を見直してみる。

シャンプーを買い替える前にできることは、意外とたくさんあります。

これも、

「足す前に、負担を減らす。」

というnico hairの考える「守る美容」の一つです。


最後に|怖がらせて売る美容にはしたくない

以前の僕自身も、成分について勉強すればするほど、

「これは良い」

「これは悪い」

と分類して考えていた時期がありました。

でも今は、

シャンプーも化粧品も、それほど単純ではない

と考えています。

成分を知ることは大切。

ネットで調べることも悪くありません。

でも、その情報によって必要以上に不安になる必要もありません。

nico hairでは、

「これは危険だから、この商品を買ってください」

という伝え方ではなく、

今の髪と頭皮を見ながら、

本当に変える必要があるのか。

使い方を変えるだけでいいのか。

今使っているものをそのまま使ってもいいのか。

そこから一緒に考えていきたいと思っています。

何かを足す前に、

まず、必要のない負担を一つ減らしてみる。

毎日のヘアケアも、そんなシンプルなところから考えてみてください。

守る美容。育てる未来。

 

予約はこちらのホットペッパーをご利用ください☺️
https://beauty.hotpepper.jp/slnH000296497/

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