【シャンプーの新常識】高いシャンプーを買う前に!髪と頭皮の悩みをゼロにする「引き算の流し(すすぎ)」の科学

こんにちは☺️

広島市南区段原のエイジングケアサロン「ニコヘアー」オーナーの原 浩之です✨

「最近、髪のハリコシがなくなってきた」「育毛や抜け毛の相談をしたいけれど、どこに行けばいいかわからない…」そんな頭皮と髪のお悩みに、日々お客様と一緒に向き合っています。

私はシャンプーの専門家である「シャンプーソムリエ」と、栄養学の資格「オーソモレキュラービューティーマスター」を取得しています😄
表面的なケアだけでなく、食べ物や体質改善といった「内側からのケア」も大切にしながら、今のあなたに最適なアドバイスをさせていただきます。

結果が出るまでには少しお時間がかかりますが、だからこそ、心強いパートナーとして歩んでいきたいと思っています。どんな小さな悩みでも、気軽にお話しくださいね☺️

 

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*以前のブログをリライトしました。

サロンワークの現場でお客様と毎日楽しくお話ししていると、ヘアケアに関するご質問を本当にたくさんいただきます。
その中でも、特に多くの方から聞かれる「定番の質問」があります。
それがこちらです。
「やっぱり、ヘアケアで一番大切なのはシャンプー剤ですよね!何か私にオススメのシャンプーってありますか?」
ネットやSNS、テレビCMを開けば、毎日のように「髪質改善シャンプー」「ノンシリコン」「オーガニック」といった魅力的な言葉が飛び交っています。
市販のものからサロン専売品まで星の数ほど種類があるので、
「どれを選べばいいんだろう?」
「良いシャンプーを使えば髪がキレイになるはず!」
とシャンプー剤選びに一生懸命になるお気持ち、本当によく分かります。
ですが、この手の質問をいただいたとき、私はいつもお客様にこのように答えているんです。
「シャンプー剤選びも確かに大切です。でもね、それよりも『シャンプーした後の流し(すすぎ)』のほうが、シャンプー剤よりも100倍くらい重要なんですよ!」
「ええっ!?」と、びっくりされる方がほとんどです。
「洗う液体のほうが大事に決まってるじゃない」
と思いますよね。
実は、シャンプーの主役はボトルの中身ではなく、あなたの手で行う「シャワーの流し」のクオリティにあります。
ここを疎かにしていると、どれだけ1本数千円、数万円する最高級のシャンプーを使っていたとしても、その効果は半減するどころか、逆に頭皮トラブルを悪化させてしまうことすらあるのです。
今回は、一般のメディアでは絶対に教えてくれない「シャンプー剤の本当の役割」、皮膚科学や生化学のエビデンスから見た「流し(すすぎ)の重要性」、そして今日からお風呂場で実践できる「正しい流しの3ステップ」を、どこよりも詳しく、分かりやすく解説します!
これを知るだけで、今までずっと悩んでいたフケ、痒み、ベタつき、髪のパサつきが、お金を1円もかけずに一瞬で解決してしまうことも珍しくありません。
ぜひ最後まで読んで、今日からのシャンプータイムを変えてみてくださいね!

1. オーナーのブログから紐解く、一般論の盲点
なぜ、シャンプー剤よりも「流し」のほうが重要なのでしょうか。
その理由は、私たちが無意識に誤解している「シャンプー剤の本当の正体」にあります。
1-1. シャンプー剤は「汚れを落とすもの」ではない!
ブログの核心部分でお伝えした通り、多くの方が驚く事実をお話しします。
「シャンプー剤は、汚れを落とすものではありません。汚れを【浮かせる】ものです!」
これを聞いて、「どういうこと!?」と頭にハテナが浮かんだ方も多いのではないでしょうか。
ここで、分かりやすく「毎日の食器洗い」を想像してみてください。

油汚れでギトギトになったお皿を洗うとき、お皿に食器用洗剤をピピッとかけて、スポンジでゴシゴシと泡立てますよね。
さて、この「泡立ててこすり終わった瞬間」、お皿の油汚れはどこへ行ったでしょうか?
……そう、落ちてはいませんよね!

汚れはただ、洗剤の泡の中に包まれて、お皿の表面から「プカプカと浮き上がっているだけ」の状態です。
もし、この泡だらけの状態のままお皿を乾燥させてしまったら、お皿は洗う前よりもベタベタになって使えなくなってしまいます。
お皿を本当にピカピカに綺麗にするのは、その後の「水道の水でザーッと洗い流す工程」ですよね。
頭皮と髪の毛のシャンプーも、これと全く同じ仕組みなんです。
(※わかりやすい例えとして食器洗いを挙げましたが、シャンプーの成分は頭皮用に優しく作られていますので、そこは安心してくださいね!)
1-2. 頭皮にこびりつく「様々な汚れ」の正体
私たちの頭皮や髪の毛には、毎日信じられないほどたくさんの種類の汚れが付着しています。
  • 自然な汚れ: 外を歩くだけでつくチリやホコリ、花粉
  • 体から出る汚れ: 毎日分泌される皮脂(油分)や汗
  • スタイリングの汚れ: ワックス、スプレー、ヘアオイル、洗い流さないトリートメント
これらの汚れ、特に皮脂やヘアオイルなどの「油性の汚れ」は、お水やぬるま湯で流しただけでは、油が水を弾いてしまうため綺麗に落ちません。
そこでシャンプー剤(界面活性剤)の力を借りて、油汚れを泡の中に閉じ込め、頭皮から「プカプカと浮かせる」必要があるのです。
しかし、せっかくシャンプー剤が優秀で、汚れを完璧に浮かせてくれたとしても、その後のシャワーでの流しが甘くて頭皮に泡や汚れが残ってしまったらどうなるでしょうか?
浮いたはずのドロドロの油汚れと、シャンプーの洗浄成分が、頭皮の毛穴や髪の毛にそのまま「再付着」してしまいます。
それが毎日少しずつ蓄積し、体温で温められて「酸化」することで、頭皮の強烈なベタつきや、夕方の嫌な臭い、そして毛根を痛めて薄毛や抜け毛を引き起こす原因になってしまうのです。

2. 科学的・医学的エビデンスに基づく深掘り(西洋医学・生化学の視点)
「シャンプー剤は汚れを浮かせるもの」というロジックを、今度は皮膚科学や生化学の専門的なエビデンス(科学的根拠)からさらに深掘りしてみましょう。
なぜ流しが甘いと頭皮が老けるのか、その明確な理由が分かります。
2-1. 生化学が証明する「乳化(にゅうか)」と「再付着」のメカニズム
シャンプー剤が汚れを浮かせる仕組みを、生化学では「乳化(エマルション)」と呼びます。
シャンプー剤に含まれる界面活性剤には、「水になじみやすい部分(親水基)」と「油になじみやすい部分(親油基)」が両方存在します。
髪にシャンプーをつけて泡立てると、親油基が頭皮の頑固な皮脂やワックスにペタペタと吸着し、汚れを丸く囲い込みます(これをミセルと呼びます)。
これで汚れが「浮いた」状態になります。
重要なのはここからです。この囲い込まれた汚れは、大量の「水(シャワー)」と結合して初めて、頭皮から離れて排水口へと流れ落ちていきます。
もし、流す時間が短かったり、お湯の量が足りなかったりすると、お湯と結合できなかった汚れの球体(ミセル)が、頭皮の角質層や毛穴の中にスポッとはまり込んでしまいます。これが「汚れの再付着・蓄積」です。
2-2. 皮膚科学から見る「残留シャンプー剤」の恐怖
世界保健機関(WHO)や皮膚科学会などのガイドラインでも指摘されていますが、皮膚に洗浄成分(界面活性剤)が長時間残留することは、肌のバリア機能にとって極めて大きなストレスになります。
人間の頭皮の表面には、厚さわずか0.02ミリ(ラップ1枚分)の「角質層」があり、これが外からの刺激や乾燥から頭皮を守っています。

流しが足りずにシャンプーの成分が頭皮に残ってしまうと、このラップ1枚分のバリア膜を洗浄成分がじわじわと溶かして破壊してしまいます。
バリアが壊れた頭皮は、水分がどんどん蒸発してカラカラに乾燥し、慢性的なフケや痒みを引き起こします。
さらに、乾燥を補おうとして体が「もっと皮脂を出さなきゃ!」と勘違いし、皮脂を過剰に分泌するため、「しっかり洗っているのに、なぜか毎日頭皮がベタベタして臭う」という最悪の悪循環(インナードライ頭皮)に陥ってしまうのです。
2-3. 頭皮の「マイクロバイオーム(常在菌バランス)」の崩壊
私たちの頭皮には、健康な状態を保つために数百万匹もの「常在菌(表皮ブドウ球菌やマラセチア菌など)」が住んでいます。
彼らは皮脂を程よく食べて頭皮を弱酸性に保ち、病原菌やカビから頭皮を守る盾の役割をしてくれています。
しかし、流し残したシャンプー剤と、再付着した古い皮脂が混ざり合って酸化すると、それを大好物とする「マラセチア菌(カビの一種)」が異常繁殖してしまいます。
これが、西洋医学において「脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)」と呼ばれる、強い痒みや赤み、生え際のフケ、そしてゴソッと髪が抜ける原因になる病気のメカニズムです。
「高いシャンプーを使っているのに頭皮が荒れる」という方のほとんどは、シャンプーが合っていないのではなく、単純に「流し不足によって常在菌のバランスを自分で壊してしまっている」ケースが本当に多いのです。

3. 身体の内側や巡りから見るアプローチ(東洋医学の視点)
ここで、少し目線を変えて東洋医学(漢方医学)の観点からも「流し(すすぎ)」の重要性を見てみましょう。
東洋医学の巡りの思想を知ると、シャンプーの時間が最高の健康法に変わります。
3-1. 頭部はすべての「陽の経絡(けいろく)」が集まる場所
東洋医学において、頭頂部は「百会(ひゃくえ)」という重要なツボをはじめ、体中のエネルギー(気・血)の通り道である「経絡(けいろく)」がすべて集結する、最も神聖で重要な場所とされています。
シャワーのお湯を頭皮にしっかり、長く当てるという行為は、単に汚れを洗い流すだけでなく、温熱効果によって頭部の経絡を刺激し、全身の血流(巡り)を劇的に良くする「温熱療法」としての側面を持っています。
3-2. 流し残しは「水毒(すいどく)」と「瘀血(おけつ)」を招く
東洋医学では、化学物質や老廃物が体の一部に滞ることを非常に嫌います。

もしシャンプーの流し残しや古い皮脂が頭皮にこびりついたままだと、そこから皮膚の代謝が乱れ、東洋医学でいう「水毒(すいどく:余分な汚れた水分が溜まること)」「瘀血(おけつ:血液がドロドロに滞ること)」が頭部で発生します。
頭皮の血流がドロドロに滞ると、髪に十分な栄養(血余)が行き届かなくなり、結果として毛根が酸欠状態を起こして、細毛や白髪、薄毛の原因になります。
しっかりと十分な時間をかけて温かいシャワーで洗い流すことは、東洋医学的には「頭部の毒素を排出し、清らかな血の巡りを復活させて、生き生きとした毛根を蘇らせる儀式」でもあるのです。

4. 今日からお風呂場で実践できる!髪と頭皮を救う「流しの黄金アクションプラン」
「流しの重要性はよく分かったけれど、具体的にどれくらい、どうやって流せばいいの?」
と思いますよね。
今日からすぐにできる、プロ直伝の「流しの黄金ステップ」をお伝えします。特別な道具は一切不要です!
ステップ1:シャンプーを「つける前」のすすぎを2分間行う(予洗い)
実は、シャンプー剤をつける前の最初のすすぎ(予洗い)をしっかり行うだけで、頭皮と髪の汚れの約70%〜80%は綺麗に落ちると言われています。
多くの人は、髪がサッと濡れたらすぐにシャンプー剤をつけてしまいがちですが、これでは泡立ちも悪くなり、必要以上に多くのシャンプー剤を使うハメになります。

まずはシャンプーをつける前に、シャワーヘッドを頭皮に近づけ、指の腹で頭皮を優しく耕すようにしながら「最低でも2分間」じっくりとお湯で流してください。
これだけで、大半のホコリや汗、軽い油汚れは浮き上がって流れていきます。
ステップ2:シャンプーの「後の流し」は、洗った時間の「2倍」かける
ここが今回のブログの最も大切なポイントです!

シャンプー剤で心地よく洗った後、泡を流す時間はどれくらいですか?「泡が見えなくなったら終わり」にしていませんか?
泡が消えても、目に見えない無色透明の洗浄成分と浮いた汚れは、まだ頭皮にしがみついています。
目安としては、「シャンプー剤をつけて髪をゴシゴシ洗っていた時間の、およそ2倍の時間」をかけて流してください。
時間で言うなら「最低でも3分間」です。

「えっ、3分も流すの!?長い!」と思われるかもしれませんが、ストップウォッチで計ってみると、多くの人は1分程度しか流していません。
耳の後ろ、襟足(首の後ろ)、つむじの周りは特に流し残しが多い「3大デンジャーゾーン」です。シャワーを上から当てるだけでなく、手でお湯を溜めながら、頭皮をペタペタと触るようにして完全にヌルつきが消えるまで流しましょう。
ステップ3:お湯の温度は「36度〜38度」のぬるま湯がベスト
流すときのお湯の温度も、頭皮の運命を左右します。

40度以上の熱いお湯で流すと、頭皮に必要な最低限の潤い(皮脂バリア)まで根こそぎ溶かし出してしまい、超乾燥肌や過剰な皮脂分泌の原因になります。
逆に、35度以下の冷たすぎるお湯では、シャンプー剤が浮かせた油汚れが再び固まってしまい、綺麗に流れ落ちません。

体温より少し温かいと感じるくらいの「36度〜38度のぬるま湯」が、汚れを最も効率よく落とし、かつ頭皮に負担をかけない黄金の温度設定です。

5. 結び:今すぐできる「引き算のヘアケア」で、本来の美しい髪へ
ブログの最後でもオーナー様が仰っていた通り、私は「シャンプー剤選びなんてどうでもいい」と言いたいわけではありません。

もちろん、あなたの現在の頭皮の状態(乾燥肌、脂性肌、敏感肌など)に完璧にマッチしたシャンプー剤を選んで使うことは、育毛・発毛を進める上でとても重要ですし、素晴らしい効果を発揮します。
ですが、どんなに自分の頭皮に合っている100点満点のシャンプーを使っていても、肝心の「流し」が0点だったら、そのシャンプーの効果は半減するどころか、実感すらできずに終わってしまいます。
それって、ものすごく勿体ないことですよね。
だからこそ、髪や頭皮にお悩みがあるなら、新しいアイテムを買いに走る(足し算のケアをする)前に、まずは今日の夜のお風呂場で、「いつもより長めに、しっかりお湯で流してみる」という(引き算のケア)を試してみてください。
「本当かなぁ?」と思っても大丈夫です。お金は一円もかかりません。

まずは1週間、シャンプーの前の流しを2分、後の流しを3分、本気で続けてみてください。それだけで、
  • 「あれ? いつも夕方になるとベタついていた頭皮が、一日中サラサラしてる!」
  • 「枕の嫌な臭いや、頭皮のムズムズした痒みが気にならなくなった!」
  • 「髪の根元がふんわり立ち上がって、ボリュームが出てきた気がする!」
といった、嬉しい変化を実感していただけるはずです!
もし、この「完璧な流し」を1ヶ月以上がんばって続けてみても、どうしてもフケや痒み、髪のパサつきが解決しない……というときは、そこで初めて「シャンプー剤の成分が今の頭皮に合っていない(シャンプー剤の変え時)」というサインになります。
「私の流し方、これで合っているのかな?」

「今の私の頭皮の状態に、本当に合っているシャンプー剤ってどれだろう?」
そんな風に迷ったときは、ぜひサロンにお越しの際に、いつでも気軽に私に相談してくださいね。

マイクロスコープで頭皮の毛穴に汚れが残っていないか、糖化や酸化が起きていないかをプロの目でしっかりチェックし、あなたに最適な流し方のコツや、本当に必要なシャンプー剤を一緒に見つけ出させていただきます。
あなたの髪と頭皮の5年後、10年後の未来のために、今夜から「極上の流しタイム」を一緒に始めていきましょう!

 

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