こんにちは☺️
広島市南区段原のエイジングケアサロン「ニコヘアー」オーナーの原 浩之です✨
「最近、髪のハリコシがなくなってきた」「育毛や抜け毛の相談をしたいけれど、どこに行けばいいかわからない…」そんな頭皮と髪のお悩みに、日々お客様と一緒に向き合っています。
私はシャンプーの専門家である「シャンプーソムリエ」と、栄養学の資格「オーソモレキュラービューティーマスター」を取得しています😄
表面的なケアだけでなく、食べ物や体質改善といった「内側からのケア」も大切にしながら、今のあなたに最適なアドバイスをさせていただきます。
結果が出るまでには少しお時間がかかりますが、だからこそ、心強いパートナーとして歩んでいきたいと思っています。どんな小さな悩みでも、気軽にお話しくださいね☺️
*以前のブログをリライトしました。
前回のブログでは、シャンプーのポテンシャルを100%引き出し、頭皮の残留物を取り除くための「3分間の流し(すすぎ)」についてお話ししました。
さて、今回は前回の「流し」に直結する、しかし多くの方が「えっ、そんなこと気にしたこともなかった…」と見落としがちな、お風呂場での“ある設定”について書いていこうと思います。
テーマはズバリ、
「シャンプー中のシャワーの温度は、一体何度が適正なのか?」
についてです。
最初に、髪と頭皮の未来を握る結論からお伝えします。
私が自分の頭を実験台にし、毛髪科学・皮膚科学のエビデンスから導き出した最適なシャワーの温度は、
【 最高でも 38 ℃ 】 です。
(※頭皮が乾燥していたり、赤みなどのトラブルがある場合は「36〜37℃」のぬるま湯がベストです)
これを聞いて、あなたはこう思いませんでしたか?
「いやいや、シャワーの温度が1〜2℃違うくらいで、そんなに髪や頭皮が変わるわけないでしょ😅」と。
もしそう思われたなら、ぜひ今回の内容を最後まで読み、今夜から2ヶ月間だけ実践してみてください。
もし実践した上で「何も変わらなかったよ」と判断されたなら、元の温度に戻していただいて構いません。
それほど、私はこの「温度」が髪と頭皮に与える影響に絶対の確信を持っています。
なぜ、シャワーの温度がこれほどまでに重要なのか?
その恐ろしい理由と科学的な裏付けを、分かりやすく丁寧にお伝えしていきますね。
顔や体のカサカサ、実は「40℃以上のシャワー」が犯人です
シャンプーのお話に入る前に、皆さんに質問です。
こんな苦い経験をしたことはありませんか?
「毎日、お風呂上がりに高い化粧水や乳液、高級なボディクリームをたっぷり塗って保湿しているのに、なぜか年中、顔や体のお肌がカサカサして粉を吹いてしまう…」
実はこの原因、あなたが毎日浴びている「40℃以上の熱いお湯」にある可能性が非常に高いのです。
私たちのお肌の表面には、外部の刺激から身を守り、内部の水分が蒸発するのを防ぐための「肌のバリア(皮脂膜や角質層の脂質)」が存在しています。
この天然の保護膜は、主に「油分(あぶら)」で構成されているのですが、実は油分は40℃を超える熱いお湯に触れると、それだけで簡単に溶け出し、削ぎ落とされてしまうという致命的な弱点を持っています。
ただの熱いお湯を浴びるだけでもバリアは奪われるのに、そこにクレンジングやボディソープといった「洗剤(界面活性剤)」の力が加わったらどうなるでしょうか?
お互いのパワーが悪い意味で引き算ではなく「掛け算」になり、あなたの大切な潤いバリアは跡形もなくゴッソリと洗い流されてしまいます。
これが毎日の入浴で繰り返されると、お風呂上がりにどれだけ高級なクリームで後から水分を補給(足し算)しても、お肌自体の保水タンク(バリア)が壊れているため、ケアが全く追いつかずに乾燥が加速していくのです。
99%の人がやっていない「頭皮の砂漠化」という盲点
そして恐ろしいことに、これと全く同じ現象が、今この瞬間もあなたの「頭皮の上」で起きています。
サロンの現場で、お客様に
「普段、シャワーの温度は何度に設定されていますか?」
と質問すると、大体の方が
「40℃くらいかな」
「冬場は42℃の熱めが好きです!」
とお答えになります😭
顔のお肌よりもさらにデリケートな頭皮に対して、40℃や42℃の熱湯を浴びせ続ければ、頭皮を守っている貴重な保護膜は一瞬で崩壊し、シャワーを浴びている最中から乾燥(砂漠化)が始まります。
そこへさらにシャンプー剤の洗浄力が加わるわけですから、頭皮の油分は完全に枯渇してしまうのです。
ここで、顔や体と「頭皮」の決定的な違いを考えてみてください。
顔や体であれば、お風呂上がりに化粧水やボディクリームを塗って、何かしらの保湿ケアをしますよね。
しかし、日本人の「99%の方」は、お風呂上がりに頭皮の保湿ケア(頭皮用ローションなどを塗ること)をしていません。これが実情です。
バリアを極限までハギ取られ、乾燥が限界突破している頭皮を、何の保湿もせずにドライヤーの熱風に晒す……。
これが続けば、頭皮が悲鳴を上げて乾燥性のフケが出たり、強い痒みが発生したりするのは当然の結末です。
さらに、バリアを失った頭皮は外部からの刺激(紫外線や摩擦)に極端に弱くなるため、毛穴の周りが炎症を起こして「赤み」を帯び、最終的には元気な髪を育てられなくなって毛が細くなり、抜け毛へと繋がっていくのです。
髪の毛の接着剤(CMC脂質)が溶け出し、水分が蒸発する
シャワーの温度が高すぎる弊害は、頭皮だけにとどまりません。
あなたの「髪の毛」そのものも、熱湯によって深刻な乾燥ダメージを受けています😱
実は、髪の毛の美しさと潤いを守っているのも、水分ではなく「脂(あぶら)」なのです。
髪の毛の外側には、ウロコ状の「キューティクル」という組織があります。
このキューティクルとキューティクルの狭い隙間をピッタリと埋めて、ウロコ同士が剥がれないように繋ぎ止めている「CMC(細胞膜複合体)」という大切な脂質(接着剤のような役割)が存在します。
このCMC脂質は、髪の水分を内部に閉じ込めるための命綱なのですが、悲しいことに、ヘアカラーやパーマのアルカリ剤、そしてシャンプーに含まれる界面活性剤と、悪い意味で非常に相性が良い(溶け出しやすい)という性質を持っています。
そのため、カラーやパーマを繰り返したり、毎日ガシガシ髪を洗ったりするたびに、この接着剤は少しずつ失われていくのですが……
ここに「高い温度のシャワー」が加わると、ダメージのスピードが何倍にも跳ね上がります。
熱いお湯によって髪の接着剤(脂質)がドロドロに溶け出し、シャンプーの洗浄力によって完全に洗い流されてしまうと、キューティクルを繋ぎ止めるものが無くなり、ウロコがパカパカと開きやすくなります。
その開いた隙間から、髪の内部にある大切な水分や栄養分が文字通り「一気に蒸発」してしまい、これが乾かした時の「バサバサ・ゴワゴワとした髪の乾燥」の正体になるのです。
危険な相乗効果:「温度」がシャンプーの洗浄力を凶暴化させる
ここで、化学的な視点から、非常に重要な「シャンプーの洗浄力と温度の関係性」についてお話しします。
ここを理解しておくと、これからのシャンプー選びや使い方がガラリと変わりますよ!
実は、シャンプーのパワー(界面活性剤の洗浄力)というのは、お湯の温度によって以下のように変化します。
パターン①:シャンプーの洗浄力はマイルドなのに、温度が高い場合
いくら美容師さんに選んでもらった「頭皮に優しいアミノ酸系のマイルドなシャンプー」を使っていたとしても、シャワーの温度が40℃以上と高ければ、熱の力によって界面活性剤の働きが活性化されすぎてしまい、結果として「洗浄力が強いシャンプーを使ったのと同じくらい」髪と頭皮の油分を奪い去ってしまいます。
これでは、優しいシャンプーを使っている意味が全く無くなってしまいます。
パターン②:シャンプーの洗浄力が強いのに、温度が低い場合
逆に、「とりあえずスッキリするから」と市販の高級アルコール系(ラウレス硫酸などが主剤としたシャンプー)の洗浄力が非常に強いシャンプーを使っている場合、たとえシャワーの温度を36℃と冷ためにしたとしても、シャンプー剤そのものの洗浄力が強すぎるため、結局のところ乾燥はどんどん進行してしまいます。
結論:じゃあ、私たちはどうすればいいの?
この負のループを断ち切るための正解は、ただ一つしかありません。
「シャワーの温度を38℃以下に下げて熱による凶暴化を防ぎ、その上で、あなたの今の頭皮と髪の状態に100%適合したシャンプー剤を、信頼できる美容師さんに正しく選んでもらうこと」
これに尽きます☺️
足し算で何かを補う前に、まずはこの「引き算の温度コントロール」と「正しいアイテム選び」の掛け算を成立させることが、毛髪科学における絶対のルールなのです。
シャンプーとトリートメントの「真の役割分担」を知ろう
(おっと、熱が入りすぎて、なんだかめっちゃ話が脱線していた気がします😂 失礼しました!)
ここで一度、頭の中を整理するために、シャンプーとトリートメントの「本来の目的」について、シンプルに役割分担を定義しておきますね。
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シャンプーの目的:【頭皮を健やかに、キレイにするもの】
シャンプーは決して「髪の毛の状態をツルツルに整えるためのもの」ではありません。それはあくまで補助的な役割です。シャンプーの主役は、あくまで健康な髪を育てる土壌である「頭皮」を優しく洗い上げることです。
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トリートメントの目的:【髪の毛の傷みを補修し、キレイにするもの】
前回のブログでもお話しした通り、髪の状態(引っかかりやパサつき)を整えるのは、トリートメントの役目です。
このように、「シャンプーは頭皮のため、トリートメントは髪のため」とはっきりと分けて考えていただければ、日々のヘアケアで迷うことがなくなり、頭ですっきりと理解していただけるのかなと思います☺️
給湯器のパネルは「38℃」が正解。冬の寒さを乗り切る裏ワザ
お待たせいたしました。
それでは、これまでの話をすべて踏まえた上で、「じゃあ、今日からシャワーの温度は何度に設定すればいいの?」という具体的な基準をお伝えします。
私の体感と毛髪科学をベースにした、適切なシャワー温度のロードマップがこちらです。
| 頭皮と髪の状態 | 推奨されるシャワーの温度 | 特徴と効果 |
| 通常の頭皮・健康毛 | 最高で 38 ℃ | 大体のシャンプーに対応でき、必要以上の油分を落とさずにすっきりと洗える王道の温度です。 |
| 乾燥肌・フケ・痒みがある | 37 ℃ 程度 | 体温に最も近く、頭皮への刺激を極限まで抑えながら、汚れだけを浮かせる優しい温度です。 |
| 頭皮に炎症(赤み)がある | 36 ℃ 前後 | 触って「ぬるい」と感じる温度。炎症の赤みを落ち着かせ、バリア機能の回復を最優先する温度です。 |
「38℃なんて、ちょっとぬるくて物足りない!」と感じるかもしれません。
特に秋から冬にかけての寒い季節は、40℃以上の熱いお湯を頭から浴びて、じんわりと温まりたくなりますよね。
しかし、冬こそが1年の中で最も空気が乾燥し、頭皮のバリアが壊れやすい危険な季節なのです。
寒さにかまけて冬場にシャワーの温度を上げてしまうのは、自ら進んで頭皮をボロボロにするようなものですので、絶対にオススメしません!
🥶「寒い冬を38℃で乗り切る」ためのプロのアドバイス
もし38℃のシャワーが寒くて耐えられないという場合は、以下の工夫をしてみてください。
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頭を洗う前に、まずはしっかりと40〜41℃の温かい湯船に浸かり、身体の芯までポカポカに温まる。
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身体が十分に温まったら、浴室内の蒸気で寒さを感じにくくなっている状態で、給湯器のパネルを「38℃」にピッと下げてから、頭皮の洗浄を始める。
この一工夫をするだけで、身体の心地よさを保ちながら、大切な頭皮と髪のバリアを完璧に死守することができます✨
結び:2ヶ月後の頭皮の「手触り」を、楽しみに待っていてください
いかがでしたでしょうか?
シャワーの温度をたった2℃下げること。
これは、今持っているアイテムを買い替える必要もなければ、追加の時間も1秒もかからない、今日から誰でも無料で始められる「究極の引き算ヘアケア」です。
このように、シャワーの温度が高くなるだけで、私たちが気づかないうちに髪や身体にはたくさんの乾燥トラブルが出やすくなります。
もしあなたが今、
「髪のパサつきが治らない」
「頭皮がベタついたり痒くなったりする」
と悩んでいるのであれば、騙されたと思って、今日から温度を「38℃以下」に設定して洗ってみてください。
肌のターンオーバー(生まれ変わり)の周期を考慮して、最低でも「2ヶ月間」は愚直に続けてみてくださいね。
2ヶ月が経つ頃には、頭皮のピリピリとした乾燥感が消え、髪の毛の中に本来の脂質(接着剤)が留まるようになるため、乾かした時の根元のまとまりや、毛先のしなやかな質感に「あれ?いつもと全然違う!」という嬉しい変化を実感していただけるはずです。
「38℃で洗ってみたけれど、自分のシャンプーだと泡立ちが悪くなっちゃった…これって洗浄力が合っていないの?」
「私の頭皮の赤み、もしかして今までの熱湯シャンプーのせい?一度プロの目で診断してほしい」
「自分の髪の脂質(CMC)がどれくらい残っているか、髪質改善の計画を立ててほしい!」
そんな風に、日々のシャワーの中で新しい疑問や不安が湧いてきたり、自分の頭皮の現在地を知りたくなったりしたときは、一人で悩まずにぜひ一度、当店のカウンセリングにお越しください。
私はサロンの現場で、あなたの頭皮の色や髪の乾燥度合いを丁寧に拝見し、あなたの生活習慣に寄り添った、嘘偽りのないアドバイスをさせていただきます。
まずは今夜、お風呂場に入る前に給湯器のボタンを「38」に合わせることから、あなたの未来の美髪ストーリーを始めてみてくださいね☺️
「やってみたらこうだったよ!」というリアルなご報告や、素朴なご質問があれば、上記の公式LINEからいつでもお気軽にメッセージをください。
あなたがご自身の髪を心から愛せるようになる日まで、私はいつでもここで伴走し続けます!
予約はこちらのホットペッパーをご利用ください☺️
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