〖守る美容〗髪と体はつながっています|西洋医学と東洋医学、2つの視点から考える髪のこと

こんにちは☺️

広島市南区段原のエイジングケアサロン「ニコヘアー」オーナーの原 浩之です✨

「最近、髪のハリコシがなくなってきた」「育毛や抜け毛の相談をしたいけれど、どこに行けばいいかわからない…」そんな頭皮と髪のお悩みに、日々お客様と一緒に向き合っています。

私はシャンプーの専門家である「シャンプーソムリエ」と、栄養学の資格「オーソモレキュラービューティーマスター」を取得しています😄
表面的なケアだけでなく、食べ物や体質改善といった「内側からのケア」も大切にしながら、今のあなたに最適なアドバイスをさせていただきます。

結果が出るまでには少しお時間がかかりますが、だからこそ、心強いパートナーとして歩んでいきたいと思っています。どんな小さな悩みでも、気軽にお話しくださいね☺️

 

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*以前のブログをリライトしました。

「最近、髪が細くなってきた気がする」

「以前よりトップがペタンとする」

「抜け毛が増えたような気がする」

「昔とは髪質が変わってきた」

こうした相談を、お客様からいただくことがあります。

そんなとき、

「シャンプーを変えた方がいいですか?」

「育毛剤を使った方がいいですか?」

と聞かれることも少なくありません。

もちろん、シャンプーや頭皮ケアを見直すことも大切です。

でも僕は、髪の変化が気になったときに、

頭皮だけを見ればいいとは考えていません。

なぜなら、髪も僕たちの体の一部だからです。

nico hairでは、西洋医学的に分かっている髪の仕組みを大切にしながら、東洋医学にある「体全体から髪を見る」という考え方にも、参考になる部分があると考えています。

どちらか一方が正しいという話ではありません。

いろいろな角度から髪を見ることで、

「髪が細くなった=とりあえず育毛剤」

ではなく、

「なぜ今、髪に変化が起きているんだろう?」

と、一度立ち止まって考えることができます。

今回は、そんな「髪と体のつながり」についてお話しします。


髪は、体の中でつくられています

当たり前のことですが、これから生えてくる髪をシャンプーやトリートメントが作っているわけではありません。

髪は毛包という組織の中でつくられ、その周囲には血管があります。

髪の成長に関わる細胞も、血液を通して酸素や栄養素の供給を受けています。

そして、髪の主成分であるケラチンは、たんぱく質を構成するアミノ酸からつくられます。

ですから、

食事や体の状態と髪はまったく関係がない

とは言えません。

ただし、

「たんぱく質をたくさん摂れば髪が増える」

「血流を良くすれば髪が生える」

「この栄養素を摂れば抜け毛が止まる」

という単純な仕組みでもありません。

髪の状態には、

年齢。

遺伝的な要因。

ホルモンに関係する変化。

AGA・FAGA。

頭皮の状態。

栄養状態。

体調。

薬の影響。

など、さまざまなことが関係する可能性があります。

だからこそ、

髪だけを体から切り離して考えない。

まずはここからだと思っています。


体の変化が、あとから髪に現れることもあります

髪には「毛周期(ヘアサイクル)」があります。

そのため、体調の変化と髪の変化が必ず同じタイミングで現れるわけではありません。

たとえば、

高熱を伴う病気。

大きな手術。

急激な体重減少。

極端な食事制限。

強い身体的・精神的ストレス。

こうした出来事などをきっかけに、時間が経ってから抜け毛が増えることもあります。

だから、

「最近、急に抜け毛が増えた」

という相談をいただいたときには、

「少し前に体調を崩したり、生活が大きく変わったりしませんでしたか?」

とお聞きすることがあります。

ただし、

「数ヶ月前に○○があったから、それが原因ですね」

と美容師が決めることはできません。

抜け毛にはさまざまな原因が考えられるからです。

大切なのは原因を決めつけることではなく、

今の状態を知るためのヒントを一緒に探すこと。

nico hairでは、そんなふうに考えています。


東洋医学では「髪は血の余り」と考えます

ここから少し違う角度から髪を見てみます。

東洋医学には、

「髪は血の余り(血余)」

という考え方があります。

僕自身、この考え方は髪を見るうえで参考になる部分があると思っています。

ただ、一つ知っておいてほしいことがあります。

東洋医学でいう「血(けつ)」は、西洋医学でいう血液そのものと完全に同じ意味ではありません。

東洋医学では、体を養い、全身に必要なものを届ける働きなども含めた、より広い概念として「血」を捉えます。

そのうえで「血余」という言葉には、

体が十分に養われ、その余力があってこそ、髪も健やかな状態を保ちやすい

という考え方があります。

昔から髪だけを見るのではなく、

「その人の体全体はどうなのか?」

という視点で髪を考えてきたことは、とても興味深いと思います。


西洋医学では「余った血液が髪に回る」という意味ではありません

ここは混同しないようにしたいところです。

西洋医学では、

「生命維持に使って余った血液が、最後に髪へ回ってくる」

という仕組みとして説明されているわけではありません。

毛包の周囲には血管があり、髪の成長に関わる細胞はそこから酸素や栄養素の供給を受けています。

そして髪の成長には、毛周期、ホルモン、遺伝、年齢、栄養状態、全身状態など、さまざまな要因が関係します。

つまり、

東洋医学の「血余」と、西洋医学の「血液循環」は同じものではありません。

ここを無理に一つの理屈にする必要はないと思っています。

ただ、

東洋医学では、体全体とのバランスから髪を見る。

西洋医学では、毛包や毛周期、ホルモン、栄養などから髪を見る。

見方は違いますが、

「髪だけを見ていればいいわけではない」

という部分には、重なるところがあるように僕は感じています。


僕は「どちらが正しいか」ではなく、両方から考えたい

西洋医学と東洋医学。

どちらが正しいのか。

そんなふうに二つを戦わせる必要はないと思っています。

西洋医学だから分かることがあります。

一方で、東洋医学のように体全体を一つとして捉える考え方が、生活を振り返るきっかけになることもあります。

僕が大切にしたいのは、

一つの考え方だけで髪の原因を決めつけないこと。

髪が細くなったから頭皮が悪い。

抜け毛が増えたから栄養不足。

血流が悪いから薄毛になった。

そんなに単純ではありません。

いろいろな可能性を考えながら、

「今、この人に必要なのは何だろう?」

と一緒に考える。

それがnico hairの役割だと思っています。


たんぱく質は大切。でも「たくさん摂ればいい」ではありません

髪について食事を考えるとき、よく出てくるのが「たんぱく質」です。

髪の主成分であるケラチンも、たんぱく質を構成するアミノ酸からつくられます。

肉、魚、卵、大豆製品、乳製品などからたんぱく質を摂ることは、髪だけではなく体を維持するためにも大切です。

特に気をつけたいのは、

無理なダイエットなどで、食事量そのものが極端に少なくなっている場合です。

食べる量を大きく減らせば、たんぱく質だけでなく、鉄や亜鉛、ビタミンなど、さまざまな栄養素の摂取量も少なくなる可能性があります。

だからといって、

「髪のために毎日これを食べてください」

という話でもありません。

特別な食品を足す前に、

普段の食事が極端に偏っていないか。

まずはそこを見ることが大切だと思っています。


サプリメントは「必要ない」のではなく、必要なものを選ぶ

髪について調べていると、

鉄。

亜鉛。

ビタミンB群。

ビタミンD。

たんぱく質。

など、さまざまな栄養素の名前が出てきます。

これらは体のさまざまな働きに関わっていて、髪の成長とも無関係ではありません。

だから僕は、

「サプリメントは必要ない」

とは考えていません。

普段の食事を基本にしながら、食事だけでは十分に補いにくい栄養素がある場合には、サプリメントを上手に利用することも一つの選択肢だと思っています。

ただし、大切なのは、

「髪に良いと聞いたから、とりあえず飲む」

ではないということです。


まず、自分の体の状態を知る

たとえば、

「抜け毛には鉄がいいらしい」

と聞いたから鉄を飲む。

「髪には亜鉛がいいらしい」

と聞いたから亜鉛も追加する。

さらにビタミンや、髪に良いと言われるサプリメントも追加する。

これを繰り返していくと、

自分に本当に必要なのか分からないまま、サプリメントだけが増えていく

ことがあります。

栄養素は、たくさん摂れば摂るほど良いわけではありません。

不足しているものがあれば補う。

十分であれば、必要以上に摂らない。

僕は、この考え方が大切だと思っています。

そして、自分の状態を知る方法の一つとして、

必要に応じて医療機関などで血液検査を受ける

という選択肢もあります。

血液検査ですべての栄養状態が分かるわけではありません。

それでも、医師などの専門家と相談しながら自分の状態を考えるための参考になることがあります。

「髪が気になるから、とりあえずサプリを増やす」

ではなく、

まず自分の体がどういう状態なのかを知る。

ここから始めてもいいと思います。


食事を基本に、足りないところを補う

サプリメントは、食事の代わりではありません。

まずは普段の食事を基本にする。

肉、魚、卵、大豆製品、野菜など、いろいろな食品から栄養を摂る。

そのうえで、

食生活だけでは補いにくいものや、自分の状態に応じて補う必要があるものがあれば、サプリメントを利用する。

僕は、この順番がいいと思っています。

これは、nico hairの「守る美容」の考え方にもつながっています。

何となく良さそうだから、どんどん足すのではなく、

まず今の状態を知る。
そして、必要なものを必要な分だけ補う。

サプリメントについても同じです。


髪だけを見て「栄養不足」と決めつけない

ここでも、美容室でできることと医療でできることは分けて考えます。

美容師は、

髪が以前より細くなった。

抜け毛が増えているように感じる。

髪質が変化している。

といったことに気づくことはできます。

でも、

「あなたは鉄が不足しています」

「亜鉛を飲んだ方がいいです」

と、髪を見ただけで判断することはできません。

だからこそ、栄養状態が気になる場合には、必要に応じて医療機関などで相談する。

その結果も参考にしながら、

食事を見直すのか。

サプリメントを利用するのか。

別の原因について調べる必要があるのか。

を考えていく。

サプリメントを否定するのでも、何でもサプリメントで解決しようとするのでもない。

自分の体を知ったうえで、必要なものを選ぶ。

nico hairでは、そんな付き合い方がいいと考えています。


睡眠やストレスについても同じです

食事だけではありません。

睡眠不足や強いストレスが続いているときは、体全体の調子がいつもと違うことがあります。

ただ、

「寝不足だから薄毛になる」

「ストレスがあるから髪が抜ける」

と単純に決めることもできません。

僕が伝えたいのは、

髪のために生活を完璧にしましょう、ということではありません。

髪に変化を感じたときに、

「最近ちゃんと眠れているかな?」

「食事がかなり偏っていなかったかな?」

「体調を崩していなかったかな?」

「無理なダイエットをしていなかったかな?」

と、自分の生活を少し振り返ってみる。

東洋医学的な言い方をすれば、

「今の自分の体に余力があるかな?」

と考えてみる。

西洋医学的には、

髪に影響しうる全身状態や生活の変化がなかったかを見る。

表現や考え方は違いますが、

髪だけを切り離して考えない

というところでは、つながっているように感じます。


以前おすすめしていた「16時間断食」について

以前のこの記事では、

「16時間程度の空腹時間をつくることが、育毛への近道」

という内容を書いていました。

今は、この伝え方はしていません。

オートファジーや時間を制限した食事については、さまざまな研究があります。

ただ、それをそのまま

「16時間断食をすれば育毛につながる」

と結びつけることはできません。

むしろ食事回数や食事量を減らした結果、必要なエネルギーや栄養素まで不足してしまえば、髪のためにも良いとは言えません。

だからnico hairでは、

特別な食事法をすすめるよりも、

自分に合った食事を無理なく続けられているか

ということを大切にしたいと思っています。


美容室でできることと、できないことがあります

ここは、nico hairが特に大切にしていきたいところです。

美容室では、

髪の太さや変化を見る。

頭皮の乾燥や赤みなどを見る。

普段のシャンプーや洗い方について話す。

カラーなどによる頭皮への負担をできるだけ減らす方法を考える。

必要に応じてサロンでできる頭皮ケアを提案する。

こうしたことができます。

そして長く担当しているお客様であれば、

「以前と少し髪の状態が違いますね」

という変化に気づけることも、美容師の大きな役割だと思っています。

一方で、

AGA・FAGAなのか。

栄養不足なのか。

何らかの脱毛症なのか。

病気や薬が関係しているのか。

こうしたことを美容師が診断することはできません。

美容室だけで判断できない可能性がある場合には、

「一度、皮膚科など医療機関で相談してみてもいいかもしれません」

とお伝えする。

それも、髪を守るための選択肢の一つだと思っています。


サロンケアだけですべてを解決しようとしない

ヘッドスパ。

頭皮用ローション。

サロンで行う頭皮ケア。

こうしたものにも、それぞれ役割があります。

必要な方には、nico hairでもご提案します。

ただ、

「これをすれば髪が生える」

「高い頭皮ケアを続ければ大丈夫」

とは考えていません。

逆に、

「サロンケアをしなければ髪を守れない」

とも思っていません。

これまでお伝えしてきた、

シャワーの温度。

頭皮の洗い方。

自分に合ったシャンプー。

必要に応じた頭皮の保湿。

そして、

食事や睡眠、体調などにも少し目を向けてみる。

必要であれば、自分の栄養状態について調べてみる。

そして不足しているものがあれば、食事やサプリメントなどで補う方法を考える。

まずは、こうしたところから始めればいいと思っています。

そのうえで、

必要な人には、必要なケアを選ぶ。

この順番を大切にしたいと思っています。


髪は「体からのSOS」なのか?

以前のこの記事には、

「髪の悩みは体からのSOS」

というタイトルをつけていました。

今は、少し違う捉え方をしています。

髪の変化をきっかけに、体調や生活を振り返ることは大切だと思います。

でも、

髪が細くなった=体のどこかが悪い

とは限りません。

年齢による変化かもしれません。

遺伝的な要因が関係しているかもしれません。

AGA・FAGAなどが関係している可能性もあります。

頭皮の状態やヘアケアが関係することもあるでしょう。

栄養状態が関係している場合もあれば、いくつかの要因が重なっている場合もあります。

だから僕は、

「SOSだから原因を探さなきゃ」

というより、

「髪からの小さな変化に気づいたら、自分自身を少し振り返ってみる」

くらいがいいと思っています。


髪のために、生活を完璧にする必要はありません

髪のことを真剣に考え始めると、

食事を完璧にしなきゃ。

早く寝なきゃ。

運動しなきゃ。

サプリメントも飲まなきゃ。

育毛剤も使わなきゃ。

と、どんどん「やること」が増えてしまいます。

でも、nico hairの「守る美容」は、

何かをどんどん足していくための考え方ではありません。

まず今の状態を知る。

負担になっているものがあれば減らす。

足りないものがあれば、必要な分を補う。

できることから少しずつ整える。

そして、それでも変化が続くなら、

次に何が必要なのかを考える。

それでいいと思っています。


髪と体、両方を見るということ

東洋医学には「血余」という考え方があります。

西洋医学では、毛包や毛周期、血流、栄養、ホルモン、遺伝など、さまざまな角度から髪を考えます。

二つは同じものではありません。

でも僕は、

どちらか一方だけで髪を見る必要もない

と思っています。

東洋医学から学べる「体全体を見る」という視点。

西洋医学から分かってきた髪や頭皮の仕組み。

必要に応じて検査などで自分の体の状態を知ること。

そして、毎日の食事や生活を振り返ること。

その両方を参考にしながら、

一人ひとりの髪と頭皮、そしてその背景まで見ていく。

それがnico hairの考え方です。

そして何より、

髪に何かが起きてから慌てて始めるのではなく、

髪がある今から、これから先の髪を考える。

僕はそこが一番大切だと思っています。

次の記事では、

「育毛は、髪が薄くなってから始めるものではありません」

というテーマで、

nico hairが考える「予防としての育毛」についてお話しします。

守る美容。育てる未来。

髪だけを見るのではなく、その人自身を見る。

5年後、10年後の髪のために、今できることから一緒に考えていきたいと思っています。

 

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