〖守る美容〗白髪はなぜ増える?美容師が考える「白髪の原因」と、これからのカラーとの付き合い方

こんにちは☺️

広島市南区段原のエイジングケアサロン「ニコヘアー」オーナーの原 浩之です✨

「最近、髪のハリコシがなくなってきた」「育毛や抜け毛の相談をしたいけれど、どこに行けばいいかわからない…」そんな頭皮と髪のお悩みに、日々お客様と一緒に向き合っています。

私はシャンプーの専門家である「シャンプーソムリエ」と、栄養学の資格「オーソモレキュラービューティーマスター」を取得しています😄
表面的なケアだけでなく、食べ物や体質改善といった「内側からのケア」も大切にしながら、今のあなたに最適なアドバイスをさせていただきます。

結果が出るまでには少しお時間がかかりますが、だからこそ、心強いパートナーとして歩んでいきたいと思っています。どんな小さな悩みでも、気軽にお話しくださいね☺️

 

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*以前のブログをリライトしました。

 

「最近、白髪が急に増えてきた気がする……」

「白髪染めを繰り返しているから、さらに白髪が増えているの?」

「食事や生活習慣を変えたら、白髪は減る?」

「一度白髪になったら、もう黒髪には戻らない?」

美容師をしていると、白髪について本当にいろいろな質問をいただきます。

nico hairのブログでもこれまで、

カラーと酸化

頭皮環境

血流と栄養

ストレスや生活習慣

エイジングケア

など、白髪につながる話を何度も書いてきました。

ただ、過去の記事を読み返してみると、それぞれを別々に書いているため、

「結局、白髪って何が原因なの?」

という一番大切な部分が分かりにくくなっていました。

そこで今回は、これまで書いてきた内容を一度整理して、

「なぜ白髪になるのか?」

そして、

「白髪が気になり始めたら、これからカラーとどう付き合っていけばいいのか?」

を、現在の僕の考えも含めてまとめてみようと思います。

最初に結論からお伝えすると、

白髪の原因は一つではありません。

だからこそ、

「このシャンプーを使えば大丈夫」

「このサプリを飲めば黒くなる」

「白髪染めをやめれば白髪が増えなくなる」

という単純な話でもありません。

大切なのは、

守る → 気づく → 原因を考える → 必要なケアを選ぶ

という順番です。


そもそも、髪は最初から黒いわけではありません

意外かもしれませんが、髪の毛は作られた瞬間から黒いわけではありません。

髪が作られる毛根には、髪を作る細胞だけでなく、髪に色をつけるための**メラノサイト(色素細胞)**があります。

このメラノサイトが作った「メラニン色素」が髪に取り込まれることで、私たちが普段見ている黒い髪になります。

ところが、何らかの理由でメラノサイトの働きが低下したり、色素をうまく作れなくなったりすると、メラニン色素が十分に入らないまま髪が伸びてきます。

それが、

「白髪」

です。

つまり白髪を考えるときには、

単純に「髪が傷んで白くなった」と考えるのではなく、

「毛根で髪の色を作る仕組みに、何らかの変化が起きている」

と考える方が分かりやすいと思います。


白髪の原因は「一つ」ではない

では、なぜメラニン色素が作られにくくなるのでしょうか?

ここが白髪の難しいところです。

現在分かっている範囲でも、

加齢

遺伝的な要因

酸化ストレス

栄養状態

ストレスなどの影響

など、さまざまな要因が関係すると考えられています。

そのため、

「あなたの白髪の原因は100%これです」

と美容室で断定することはできません。

ここは、以前のnico hairのブログから考え方を少し変えた部分でもあります。

昔は僕自身、

「カラーをすると白髪が増える」

という表現を使っていたことがあります。

ですが、現在はもう少し慎重に考えています。

白髪はもっと複雑だからです。

では、一つずつ見ていきましょう。


① 一番大きな要因のひとつは「加齢・遺伝」

まず無視できないのが、

年齢と遺伝的な要因です。

これはどれだけ高価なシャンプーを使っても、完全に避けることはできません。

年齢を重ねるにつれて身体のさまざまな機能が変化するように、髪を作ったり色を作ったりする毛根の働きも変化していきます。

また、

「両親とも白髪になるのが早かった」

「兄弟も同じくらいの年齢から白髪が増えてきた」

という方もいらっしゃいます。

こうした部分は、自分ではコントロールできない要素です。

だから、

「白髪が増えた=自分のケアが悪かった」

と考える必要はありません。

でも、ここで終わりでもありません。

年齢や遺伝そのものは変えられなくても、

これから髪や頭皮にかかる余計な負担を減らすこと

はできます。

ここがnico hairの考える「守る美容」です。


② 白髪と「酸化ストレス」の関係

ここは、nico hairが昔からかなり大切にしてきた部分です。

私たちの身体では、日々さまざまな要因によって活性酸素が発生します。

そして身体には、それに対抗するための抗酸化システムも備わっています。

問題になるのは、このバランスが崩れて酸化ストレスが大きくなったときです。

毛髪や色素細胞の研究でも、酸化ストレスと白髪の関係は研究されています。

だからといって、

「活性酸素=全部悪い」

というわけでもありません。

活性酸素は身体の中でも必要な役割を持っています。

大切なのは、

必要なものまで敵扱いするのではなく、過剰な酸化ストレスをできるだけ増やさないこと。

だと僕は考えています。


③ では「ヘアカラーをすると白髪が増える」の?

ここは今回、一番伝えておきたいところです。

以前のnico hairのブログでは、

「カラーをすると白髪が増える」

とかなり強く書いていたことがあります。

現在は、この表現は使わないようにしています。

なぜなら、

「ヘアカラーをすれば、それが原因で必ず白髪が増える」

と単純に言えるものではないからです。

一方で、一般的な酸化染毛剤では、髪を明るくしたり発色させたりするために過酸化水素などの酸化剤を使用します。

これはカラーを成立させるために必要な反応です。

だからnico hairでは、

「カラーに必要な酸化反応まで悪者にする」のではなく、「施術が終わった後に必要のない負担をできるだけ残さない」

という考え方をしています。

これが、現在のnico hairのカラーに対する基本姿勢です。


白髪染めをやめる必要はありません

ここまで読むと、

「じゃあ白髪染めしない方がいいの?」

と思われるかもしれません。

僕はそうは思いません。

白髪を染めることで、

鏡を見るのが楽しくなる。

若々しく感じる。

ヘアスタイルを楽しめる。

気持ちが前向きになる。

そういったことも美容の大切な役割です。

だから、

「頭皮を守るために、カラーを全部やめましょう」

というのもnico hairの考え方ではありません。

僕が大切だと思っているのは、

染めるか・染めないか

ではなく、

「どう染めるか」

です。


④ 白髪染めで「ピリピリ・かゆい」を我慢しない

ここで白髪とは別に、非常に重要なのが、

カラーによる刺激やアレルギーです。

「昔から染めているから大丈夫」

「いつもちょっとかゆくなるから慣れている」

「少しくらいピリピリするのはカラーだから仕方ない」

そう思って我慢している方もいらっしゃいます。

ですが、ここは軽く考えないでください。

カラー中・カラー後に違和感がある場合、

単なる刺激なのか、

頭皮の状態によるものなのか、

アレルギーが疑われるのか、

考える必要があります。

特に酸化染毛剤に含まれるジアミン系染料によるアレルギーは、刺激とは別の問題です。

「今まで大丈夫だったから、これからも大丈夫」

とは限りません。

だからnico hairでは、

違和感があるのに我慢して同じカラーを続けることはおすすめしていません。

必要であれば、

ノンジアミンカラー「ノジア」

植物100%のヘナ

ヘアマニキュア

など、別の染め方を検討します。

白髪を染める方法は、一つではありません。


⑤ 白髪を考えるなら「栄養」も無視できない

ここからは身体の内側のお話です。

髪の毛は、身体の外から突然作られているわけではありません。

私たちが食べたものを消化・吸収し、それを材料として身体の中で髪が作られています。

髪の主成分であるタンパク質をはじめ、

鉄、

亜鉛、

ビタミン類、

その他さまざまな栄養素が身体の機能を支えています。

だからといって、

「鉄を飲めば白髪が黒くなる」

「亜鉛を飲めば白髪が治る」

という話ではありません。

ここは非常に大切です。

僕が考えているのは、

白髪だけを見るのではなく、健康な髪を作れる身体の土台が整っているかを見る

ということです。


サプリをたくさん飲めばいいわけではありません

これもnico hairでは以前からお伝えしていることですが、

「髪に良いらしいから」

という理由だけで、いろいろなサプリメントを大量に飲むことはおすすめしていません。

必要な栄養素は人によって違います。

食生活も違います。

身体の状態も違います。

もし本当に栄養状態が気になるのであれば、必要に応じて医療機関で血液検査などを受け、

「自分には何が不足しているのか?」

を確認したうえで考える方が合理的です。

サプリメントは、

たくさん摂るものではなく、必要なものを補うもの。

僕はそう考えています。


⑥ 西洋医学では「毛乳頭と毛細血管」、東洋医学では「髪は血余」

この話も、これまでnico hairのブログで何度も書いてきました。

西洋医学的に見ると、毛根の周辺には毛細血管があり、髪を作る組織へ酸素や栄養を届けています。

つまり、

髪は身体から運ばれてきた材料を使って作られている

ということです。

一方、東洋医学には、

「髪は血余(けつよ)」

という考え方があります。

簡単にいうと、

身体に必要なところへ「血」が巡り、その余りが髪を養うという考え方です。

もちろん、西洋医学の「血液」と東洋医学の「血(けつ)」はまったく同じ概念ではありません。

ただ僕は、美容師としてこの二つを見ていると、

「髪だけを見ていてもダメなんだな」

という共通点を感じています。

頭皮だけに高価なものをつければいいわけではない。

髪を作っている身体そのものも大切。

これが、現在のnico hairの育毛・エイジングケアの考え方です。


⑦ ストレスや生活習慣も「髪とは無関係」ではありません

もう一つ、これまでブログで何度も書いてきたのが、

ストレスと生活習慣です。

ストレスを完全になくして生活することは、まず無理だと思います(笑)。

僕自身も仕事をしていればストレスはあります。

だから、

「ストレスを感じてはいけない」

という話ではありません。

大切なのは、

睡眠。

食事。

運動。

休息。

自分なりのストレス発散。

こういった毎日の積み重ねです。

白髪が気になったからといって、白髪だけを何とかしようとするのではなく、

「最近、身体全体の調子はどうかな?」

と一度考えてみる。

これも大切な「気づく」だと思います。


一度白髪になった髪は黒く戻るの?

これもよく聞かれる質問です。

基本的には、

「このケアをすれば白髪が必ず黒髪に戻ります」

とは言えません。

白髪の状態や原因は人によって違いますし、加齢や遺伝的な影響もあります。

一部では再び色素を持つようなケースも報告されていますが、それをすべての人に期待できるわけではありません。

だからnico hairでは、

「白髪を治す」

という言葉より、

「これからの髪と頭皮をできるだけ良い状態に保つ」

という考え方を大切にしています。

今ある白髪だけを見るのではなく、

5年後、10年後の髪を考える。

その方が美容室として誠実だと思っています。


では、白髪が増えてきたら何をすればいい?

ここまでいろいろ書きましたが、

「結局、何をしたらいいの?」

となりますよね(笑)。

僕なら、まず順番を考えます。

① 今の白髪の状態を知る

どこに増えているのか。

急に増えたのか。

ゆっくり増えているのか。

髪の細さや抜け毛など、ほかの変化もあるのか。

まず「気づく」。

↓

② カラーのときの頭皮状態を確認する

ピリピリしないか。

かゆくならないか。

赤くならないか。

カラー後に違和感が続かないか。

↓

③ 今のカラー方法が本当に自分に合っているか考える

普通のヘアカラー。

ノンジアミンカラー。

ヘナ。

ヘアマニキュア。

それぞれメリット・デメリットがあります。

↓

④ カラー後に必要以上の負担を残さない

カラーは染めて終わりではなく、

「染めた後にどう整えるか」

までが施術だとnico hairでは考えています。

↓

⑤ 毎日のホームケアを見直す

熱すぎるシャワー。

すすぎ不足。

洗いすぎ。

頭皮の乾燥。

いろいろな商品を使いすぎる。

こういった小さな負担も見直します。

↓

⑥ 身体の内側も考える

食事。

睡眠。

運動。

ストレス。

必要であれば栄養状態。

髪だけでなく身体全体を見る。

この順番です。


「白髪をなくす」より、「これからも安心して染め続けられる頭皮」を

僕は美容師なので、

「白髪を絶対に生やさない」

ことはできません。

白髪を治療することもできません。

でも、

カラーによる必要以上の負担を減らすこと。

頭皮の変化に早く気づくこと。

その人に合ったカラー方法を一緒に考えること。

毎日のホームケアを見直すこと。

髪だけでなく、身体の内側にも目を向けてもらうこと。

これは美容師としてできます。

そして僕は、こちらの方がこれからの美容室には大切なんじゃないかなと思っています。


白髪染めは「隠すため」だけのものではありません

白髪が出てきたら、

「また染めないと……」

と、少し憂鬱になる方もいると思います。

でも、本来カラーは、

自分の髪を楽しむためのもの

でもあります。

白髪をきれいに染める。

少し明るくする。

白髪を活かす。

ヘナを楽しむ。

ノンジアミンカラーを選ぶ。

ヘアマニキュアにする。

染めないという選択をする。

正解は一つではありません。

年齢や頭皮の状態が変われば、

カラーの方法も変えていい。

20代・30代の頃と同じ染め方を、一生続ける必要はありません。

今の自分に合った方法を選べばいいんです。


まとめ|白髪だけを見るのではなく「これからの髪」を考える

白髪が増えてくると、

どうしても目の前にある白い髪だけが気になります。

でも、その白髪は、

今までの身体・年齢・遺伝・頭皮環境など、さまざまな要因が重なった結果として現れている可能性があります。

だからこそ、

「白髪に効く○○」

を次々と探す前に、

一度立ち止まって、

自分の髪と頭皮は今、どんな状態なのか?

を見てみてください。

そして、

守る。

気づく。

原因を考える。

必要なケアを選ぶ。

nico hairでは、この順番を大切にしています。

白髪染めをやめる必要はありません。

カラーを楽しみながら、

できるだけ髪と頭皮への負担を減らしていく。

そして、

5年後、10年後も、自分の髪でヘアスタイルを楽しめる状態を目指す。

それが、nico hairの考えるエイジングケアです。

「最近、白髪が急に増えてきた」

「カラー後に頭皮がかゆくなるようになった」

「今までと同じ白髪染めを続けていていいのか不安」

「ノンジアミンカラーやヘナが気になる」

「自分の場合、どのカラー方法が合っているのか分からない」

そんな方は、一人で判断せずにお気軽にご相談ください。

今の髪・頭皮の状態と、これからどんなカラーを楽しみたいのか。

その両方を考えながら、一緒に方法を選んでいきましょう。

髪と頭皮を守りながら、5年後・10年後の髪を考える。

守る美容。育てる未来。

 

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