こんにちは☺️
広島市南区段原のエイジングケアサロン「ニコヘアー」オーナーの原 浩之です✨
「最近、髪のハリコシがなくなってきた」「育毛や抜け毛の相談をしたいけれど、どこに行けばいいかわからない…」そんな頭皮と髪のお悩みに、日々お客様と一緒に向き合っています。
私はシャンプーの専門家である「シャンプーソムリエ」と、栄養学の資格「オーソモレキュラービューティーマスター」を取得しています😄
表面的なケアだけでなく、食べ物や体質改善といった「内側からのケア」も大切にしながら、今のあなたに最適なアドバイスをさせていただきます。
結果が出るまでには少しお時間がかかりますが、だからこそ、心強いパートナーとして歩んでいきたいと思っています。どんな小さな悩みでも、気軽にお話しくださいね☺️
*以前のブログをリライトしました。
「白髪が増えてきたから、白髪に良いシャンプーを使った方がいいですか?」
「白髪用の美容液って使った方がいいですか?」
「何か頭皮につけたら、白髪は減りますか?」
美容師をしていると、こういった相談をいただくことがあります。
もちろん、毎日のシャンプーや頭皮ケアも大切です。
でも僕は、白髪や細毛、抜け毛について考えるときに、もう一つ忘れてほしくないことがあります。
それが、
「髪の毛は、身体の中にある材料から作られている」
という、とても当たり前のことです。
どれだけ高価なシャンプーを使っても、
どれだけ高価な育毛剤を使っても、
身体の中に髪を作るために必要な材料が十分になければ、外側からのケアだけですべてを解決することはできません。
今回は「白髪と栄養」をテーマに、
5年後、10年後の髪を守るために、身体の内側から何を考えればいいのか?
できるだけ分かりやすくお話しします。
まず大前提。「これを食べれば白髪が黒くなる」という食べ物はありません
最初に、とても大切なことをお伝えします。
ネットで検索すると、
「白髪には○○!」
「これを食べれば黒髪が復活!」
「このサプリで白髪改善!」
といった情報がたくさん出てきます。
ですが現時点では、
特定の食べ物や栄養素を摂れば、一般的な加齢による白髪が黒髪に戻る
と断定できるほど単純なものではありません。
白髪には、
・加齢
・遺伝
・酸化ストレス
・色素を作る細胞の変化
・生活習慣
・栄養状態
・その他さまざまな要因
が複雑に関係していると考えられています。
だから、
「白髪=栄養不足」
というわけでもありません。
でも逆に、
「白髪と栄養はまったく関係ない」
とも言い切れないんです。
白髪と栄養には「関係」があるの?
特に研究されているのが、
年齢の割に早く白髪が出てくる「早発性白髪」
です。
これまでの研究では、早発性白髪の方で、
フェリチン(体内に蓄えられている鉄の指標)
ビタミンB12
などが低い傾向が報告されています。
また研究によっては、銅、カルシウム、ビタミンDなどとの関連も報告されています。
ただし、ここで注意してほしいのが、
「関連がある」=「不足が白髪の原因だと証明された」
ではないということです。
研究によって結果にも違いがあります。
だから僕は、
「白髪があるから、とりあえず鉄・亜鉛・ビタミンB12を大量に飲みましょう」
という考え方はおすすめしていません。
大切なのは、
不足しているものがあるなら、その不足を見つけて整えること。
これです。
そもそも髪の毛は「食べたもの」から作られている
ここから少し白髪だけではなく、髪そのものについて考えてみましょう。
髪の主成分は、
「ケラチン」というタンパク質
です。
つまり、身体の中に髪を作るための材料がなければ、当然ながら健康な髪を作ることは難しくなります。
そして毛包では、髪を作るために細胞が活発に働いています。
毛髪の成長にはタンパク質だけでなく、鉄や亜鉛をはじめとするさまざまな栄養素が関係しています。
だからnico hairでは、
白髪・細毛・抜け毛をすべて別々の問題として考えるのではなく、「そもそも身体は髪を作れる状態なのか?」というところから考えることも大切
だと思っています。
① まず大切なのは「タンパク質」
髪について考えるなら、まずはここです。
髪の主成分であるケラチンはタンパク質です。
お肉。
魚。
卵。
大豆製品。
乳製品。
など、普段の食事からタンパク質を摂っています。
ここで大切なのは、
「髪に良い特別な食べ物を探す前に、そもそも毎日の食事で必要な栄養が摂れているか?」
ということ。
特に、
朝はコーヒーだけ。
昼はパンだけ。
夜にまとめて食べる。
極端なダイエットをしている。
という食生活が続いている方は、一度食事全体を見直してみてもいいかもしれません。
急激な体重減少やタンパク質・エネルギー不足は、抜け毛などの毛髪変化につながることも知られています。
② 「鉄」は髪を考えるうえで無視できない
髪の相談をしていて、特に女性の場合に意識してほしい栄養素の一つが、
鉄
です。
鉄というと、
「貧血じゃなければ大丈夫でしょ?」
と思われるかもしれません。
ですが、髪との関係を考える際には「フェリチン」という体内の貯蔵鉄の指標が研究されることがあります。
実際、早発性白髪の研究でもフェリチンの低値との関連が複数報告されています。
ただし、
「白髪がある=鉄サプリを飲む」
ではありません。
鉄は不足しても問題ですが、必要のない人が自己判断で過剰に摂取することにもリスクがあります。
だからこそ、気になる場合は食事だけで判断するのではなく、必要に応じて医療機関で血液検査などを受けることも選択肢の一つです。
③ ビタミンB12
もう一つ、白髪との関連が比較的よく研究されているのが、
ビタミンB12
です。
早発性白髪の方でビタミンB12が低かったという報告があり、複数の研究をまとめたレビューでも栄養要因の一つとして挙げられています。
ビタミンB12は、
・魚介類
・肉類
・卵
・乳製品
などの動物性食品に多く含まれています。
もちろん、
B12を飲めば白髪が黒くなる
という話ではありません。
あくまでも、身体の中で不足しているものがないかを見る材料の一つとして考えてください。
④ 亜鉛・銅などのミネラル
髪の話になると、
「亜鉛を飲んだ方がいいですか?」
と聞かれることも多いです。
亜鉛はタンパク質合成や細胞分裂などに関係する重要なミネラルで、髪を作る身体の仕組みにも関わっています。
また白髪については「銅」との関連を報告した研究もあります。
ただ、ここでも同じです。
「髪に良いらしいから、とにかくサプリで大量に摂る」
という考え方はおすすめしません。
特にミネラルは、お互いの吸収に影響することがあります。
たとえば亜鉛の過剰摂取は銅の状態に影響する可能性もあります。
足りないから補う。
足りているなら、必要以上に足さない。
僕はこの考え方が大切だと思っています。
「サプリを飲めば安心」ではありません
ここはnico hairとして、かなり大切にしたい部分です。
僕はサプリメントそのものを否定していません。
食事だけでは補いにくいものがあったり、実際に不足が確認されているのであれば、サプリメントが役立つ場合もあると思います。
ただ、
「白髪が増えたから、とりあえず鉄」
「抜け毛が増えたから、とりあえず亜鉛」
「髪に良いと聞いたからビオチンも追加」
というように、どんどん足していく方法には注意が必要です。
たとえばビオチンについても、欠乏していない人の脱毛に対してサプリメントが有効だという十分な臨床的根拠はありません。
だから、
何を足すかを考える前に、何が足りていないのかを考える。
これも「守る美容」の一つです。
西洋医学の「血液」と東洋医学の「血余」
ここで少し違う角度から髪を考えてみます。
西洋医学的に考えると、毛包の周囲には毛細血管があり、身体の中から運ばれてきた酸素や栄養を利用しながら髪が作られていきます。
つまり、
髪は頭皮だけで完結しているわけではありません。
身体の中で摂った栄養を、消化・吸収し、血液によって全身へ運ぶ。
その先に頭皮があります。
一方、東洋医学には、
「髪は血の余り=血余(けつよ)」
という考え方があります。
もちろんこれは現代医学の生理学そのものではありません。
でも、
「髪だけを見るのではなく、身体全体の状態を見る」
という考え方として、僕はとても興味深いと思っています。
身体にはまず、生きていくために重要な場所があります。
だから髪のことを考えるときも、
頭皮に何を塗るか。
どんなシャンプーを使うか。
だけではなく、
ちゃんと食べているか。
必要な栄養が不足していないか。
身体全体の状態はどうなのか。
という視点も持っておきたいんです。
外からのケアと、内側からのケア
ここまで読んでいただくと、nico hairがなぜ、
「育毛剤だけでは髪は変わらない」
と考えているのかも分かっていただけると思います。
たとえばサロンで頭皮ケアをする。
強髪などで外側からアプローチする。
自宅で頭皮を保湿する。
正しいシャンプーをする。
これらも大切です。
でも、
髪を作る材料そのものは、身体の中からやってきます。
逆に、
「栄養だけ整えれば、頭皮は何もしなくていい」
ということでもありません。
僕が理想だと思っているのは、
外側 × 内側
両方から考えることです。
白髪だけではなく「髪全体」を見てください
白髪が増えると、どうしても白い髪ばかり探してしまいます。
でも、少し視点を広げてみてください。
最近、
髪が細くなっていませんか?
抜け毛が増えていませんか?
トップのボリュームが落ちていませんか?
爪が割れやすくなっていませんか?
極端な食事制限をしていませんか?
白髪だけではなく複数の変化が同時に起きているのであれば、
「年齢だから仕方ない」
だけで終わらせず、身体の状態を一度見直してみることも大切です。
特に急激な抜け毛や体調の変化を伴う場合などは、美容室だけで判断せず、医療機関へ相談することも大切だと考えています。
「足す」前に「知る」
白髪が増えた。
育毛剤を買う。
サプリを買う。
シャンプーを変える。
美容液を追加する。
気持ちはすごく分かります。
でも、nico hairが考える「守る美容」は少し違います。
まず、
今、自分の身体や頭皮で何が起きているのかを知る。
そのうえで、
必要なものだけを選ぶ。
栄養も同じです。
なんとなく良さそうだから大量に摂るのではなく、普段の食生活を見直し、必要であれば医療機関で検査を受け、不足しているものがあれば適切に補う。
それでいいと思います。
5年後・10年後の髪は「頭皮だけ」で作るものではありません
白髪について調べれば調べるほど、
「これだけやれば大丈夫」
というものではないことが分かります。
遺伝もある。
年齢もある。
酸化ストレスもある。
栄養もある。
生活習慣もある。
そして、毎月行っているカラーや毎日のホームケアもあります。
だからnico hairでは、
白髪を染めて終わり
ではなく、
「最近、白髪が増えてきた」
という変化を、
自分の髪と身体を見直す一つのきっかけ
にしてもらえたらと思っています。
今ある白髪をきれいに染める。
頭皮への負担をできるだけ減らす。
毎日のホームケアを整える。
そして、これから生えてくる髪のために身体の内側も考える。
全部を完璧にする必要はありません。
できるところから、一つずつで大丈夫です。
守る美容。育てる未来。
白髪は、
「これを食べればなくなる」
という単純なものではありません。
だからこそ、必要以上に白髪を怖がったり、たくさんのサプリメントを飲んだりする必要もありません。
大切なのは、
今の髪をきれいにしながら、これから生えてくる髪のことも考えること。
外側だけを見るのではなく、身体の内側にも目を向けること。
それがnico hairの考える、
「守る美容。育てる未来。」
です。
「白髪だけでなく最近髪も細くなってきた」
「抜け毛やボリュームも気になる」
「育毛剤を使っているけれど、なかなか変化を感じない」
「何から見直したらいいのか分からない」
そんな方は、一人でいろいろな商品を買い足す前に、一度ご相談ください。
今の髪と頭皮を見ながら、
外側から何をするのか。
そして、
身体の内側について何を見直したらいいのか。
一緒に整理していきましょう。
5年後、10年後も、自分の髪を好きでいられるように。
今できることから、少しずつ始めていきましょう。
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